○紙智子君 それでは、今回の鳥インフルエンザの発生なんですけれども、これは全国一のブロイラー産地で発生したという点ではこれまでの日本で発生してきた鳥インフルエンザとはちょっと異なる様々な問題を提起しているというふうに思います。それで、それが現在の家畜伝染病予防法が予期しない課題も明らかにしたと言えるんじゃないかと思うわけです。
やはり日本一のブロイラー産地で起こった鳥インフル、今までと違ういろいろな問題点が浮かび上がってきたんじゃないかと思いますけれども、この点、大臣、いかがですか。
宮崎は、大臣もよく御承知のように、日本一のブロイラー産地であります。これまでと違い、やはり対策も大規模でありました。その宮崎での移動制限区域を初め、鶏の殺処分、それから養鶏農家あるいは食鳥処理場の問題。件数だとか、何よりも被害総額、これについて説明していただけますか。